抑うつ時は気分が沈み心のエネルギーが非常に低下している状態です。心のエネルギーを補給するにも自分の状態を把握して工夫する事が大事になります。
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ひたすら睡眠
抑うつ時は気分が非常に沈んでいる事が多く意欲が低下している事が殆どです。まずは睡眠をしっかりと取る事をお勧めします。眠る事が飽きてくる状態まで行けば、自然と行動し始めるきっかけになります。
注意する事として水分や栄養はしっかりと採っておく事です。睡眠も体力を消耗しますので、いざ行動できる心の状態になっても体力が低下していては行動に移す事を邪魔するきっかけになりかねません。
窓を開けて太陽の光を浴びる
抑うつ状態は医学的に脳のセロトニンが不足状態と言われています。太陽の光を浴びる事により脳内のセロトニンを生成する事を促すと言われています。
窓を開ける事により部屋の空気を入れ替えると言う状況も作れるので、睡眠と合わせて併用してカーテンを開けて窓を開けると言う事は効果的になります。
雨の日や冬の寒い日は逆効果になり得る場合もあるので注意しましょう。
家の中でも人のいるスペースに行く
一人暮らしの場合は少し難しくなりますが、家族で暮らしている場合はリビングなど人の行き来がある所で過ごすと良いでしょう。
もちろん誰かと顔を合わせる事が苦痛や負担にならない場合が条件になりますが、逆を言えば抑うつ状態の自分を客観的に見てくれる人がいるので自分で気づかない変化に気づいて貰えたり、会話する事によりストレスの緩和を促し心のエネルギーを補充するきっかけになる場合もあります。
一人暮らしの人の場合は通話する事で似た様な効果を得る事もできます。ビデオ通話でも無い限りは顔を見て話せないので、見た目の状態は相手に伝わりませんが声を聞く事で元気なのか元気で無いのかは相手も判断できるでしょう。
入浴する
シャワーでももちろん良いでのすが、湯船にしっかりと浸かる事をお勧めします。
風呂上がりは体がさっぱりして気分的に爽快になりますし、体を温める事により抑うつ状態を緩和させる事ができます。近年では入浴はうつ防止の方法の一つとして注目されています。
入浴剤やボディーソープ、シャンプーも香りを楽しむ事によりリラックス効果を得る事ができます。何種類か用意して気分で使い分けるのも良い工夫ですね。
湯船に浸かる時にアロマオイルを数滴垂らして香りを出す事もリラックスする方法として良いです。
入浴時に音楽を流すのも非常に良いです。気分が上がる曲、リラックスできる曲、その時の気分に合わせた音楽を流す事によりリラックス効果を高めれます。
体を清潔に保つ事と言うだけの考えでは入浴が億劫になってしまいがちですが、リラックスする為に入浴する工夫をする事により、入浴が億劫になる事を防止できるでしょう。
散歩する
外に出る行動力が出て来た時に短い時間でも良いので散歩に行く事をお勧めします。
家に閉じこもっている間に自分の想像している以上に体力が低下しています。気分が重くならない程度に外に出ると言う事が大事です。
散歩する事により体力も回復できますし、陽の光を浴びる事により脳内のセロトニンの生成を促す事もできます。適度に体を動かす事は気分転換にもなりますし、汗を流す事により帰宅した時にシャワーでも浴びようと思えます。
散歩する事により生活習慣が良い風に回り始めるきっかけになります。
なぜ工夫するのか?
抑うつ状態に陥ると負の連鎖から悪循環に飲み込まれる場合が多く、悪循環に飲み込まれると部屋に閉じこもりになってしまう可能性があります。
深い閉じこもり状態になってしまうと、その生活から抜け出す事が非常に難しくなります。深い閉じこもり状態に落ちる手前で工夫して通常の生活に戻る事が最良です。
ネガティブな思考でも工夫する事により自分が行動する方向に思考の変換ができます。
その手助けになれば良いと思いこの記事を書きました。
私共々抑うつ状態に負けない為に。
福星
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